第12回ジャパンカップダート(ダ1800メートル・G1・良16頭)は4日、阪神競馬場で行われ、1番人気で藤田伸二騎手騎乗のトランセンド(牡5= 栗東・安田隆行厩舎、父ワイルドラッシュ、母シネマスコープ)が優勝し、同レース連覇を飾った。勝ち時計は1分50秒6。トランセンドは今年のJRAダー トG1完全制覇。藤田騎手、安田調教師ともに昨年に続き同レース2勝目となった。
16頭立てで迎えた冬のダート王決定戦。
きれいに揃ったスタートから、大外から推してトランセンドがハナを奪う。エスポワールシチーが続き、トウショウフリーク、ラヴェリータ、ニホンピロアワーズなども好位につける。
前半の1000メートルを60秒8のペースでトランセンドが引っ張る。
4コーナーから直線に入り、2番手で追走したエスポワール、内からラヴェリータがトランセンドに迫ろうとするが、直線で更に脚を伸ばしたトランセンドがそのまま後続の追撃を完封し、圧巻の走りで連覇を達成した。
2馬身差の2着にワンダーアキュート、そこからハナ差の3着にエスポワールシチーが入った。
(スポニチ)